LET'S MUSIC

e26o2005-06-06

中島美嘉「LET'S MUSIC TOUR 2005」@パシフィコ横浜


今まで違った形(ロケ・公録)では見ることがあったけど、ついにライブに来ちゃいました。席はA20列40番。パシフィコは前がオケピで潰れるので実質11列でした。なかなかの良席。期待大ですw
入場するとグッズの列。種類こそ少ないものの何しろ単価が高い!HYSTERIC GLAMOURとのコラボ商品なんで、まぁしょうがないけど・・・(連番のあべさんがカル〜く10K使ってたw


開演前のステージには、ヴィジュアルイメージの“蜘蛛の巣”が描かれた幕がはってありました。グッズのイメージといい、この辺の連動した作り込み具合がなんとも上手だなぁ〜って印象。その幕にライトが当たって浮き上がったのは天使の羽の生えたマリア。両脇にはバレリーナが!!荘厳な教会っぽい音が聞こえだすと中央に中島嬢。いよいよスタート。バックにはステンドグラスも!1曲目は「Amazing Grace」。意表をついた選曲。しっとりと始まったので席を立つタイミングを失くしたなぁ・・・と思ったら、みんなちゃんと座ってたので安心wついついいつものクセがww


暗転して「蜘蛛の糸」。情念がからまったように狂おしいまま歌いこむ姿と“蜘蛛”を模した前衛チックな踊りのダンサーがシンクロして序盤からグッと引き込まれてしまった。そのままゆるやかに「Shdows of you」と流れ、ピアノソロから「WILL」。やっぱ名曲だね。
MCでは、ガラリと表情を変え、意外に観客の声を拾ってるのでビックリ。ステージのコンセプトの説明とか、なにやら“ダヴィンチコード”だっけ?にインスパイアされて、南仏の洞窟の教会まで行って身を清めてきたとか・・・みなさんも全てを洗い流して盛り上がって!!と「carrot & whip」でスタンダップでUP系へ。「キャハハハ!」とあの笑い声が聞こえて「Rocking Horse」。「この曲は大好きなヴィヴィアンと来てくれた皆さんに捧げた曲です!」と、ちょっとオモロイダンスもあったりww
(ヴィヴィアンって、やっぱりVIVIENNE WESTWOODのことですかねぇ)
そして「MUSIC」の中では大好きな「ヘムロック」。どうやら僕はもう君がいなきゃ駄目らしい・・・w


そうそう、もちろん生バンドなんだけど、メンバー紹介で、ちょっと気になった。名前がバンマス(Key.)の「河野伸」氏。けっこう持ってるCDには彼の名前がクレジットされてるだけに、なんか得した気分。他にもPer.が三沢またろう氏だったり、Dr.が東京事変畑利樹氏と有名どころが!!


アコースティックスタイルで「LEGEND」。エレクトリカルな楽曲がアレンジを変えて披露されるのを見て、ライブの醍醐味を感じる。鉄琴でイントロを演奏する中島嬢。張り詰めた空気と緊張が広がる、そして「雪の華」。時季は逃したけども味わい深い1曲。そのまま「愛してる」でたたみ掛けるようにバラードが続く。“バラードの女王”ここにあり!ww


せり上げから飛び出したのは女王様チックな衣装にチェンジした中島嬢。両脇のスクリーンには「NANA」!!の文字が躍り、パンキッシュなナンバーが3曲。映画用にいい曲が出来たんで聞いて!ってことらしい。That's エンターテインメント!!ww


age系のナンバーが続いて「Fed Up」。Jazzyに「FAKE」「Love Addict」と単調なage曲だけでなく変化球の持ち曲があるんで、ひとクセある感じがオシャレだねぇw
銀テープが飛んだりで盛り上がって「LOVE NO CRY」で本編締め。


【ENCORE】
さくらが舞う中で「桜色舞うころ」を披露。ちょっと春先に聞きたかったかなぁ〜、でもいい曲。ラストは「雪の華」の後編といわれている「ひとり」。序盤の鍵盤一本で進む展開とか気持ちいい〜〜〜。


初めて生で見たバレエダンサーの動きの美しさにすんげぇ目を奪われたね。バレエダンサー2人とダンサー2人が交差したりで、すごい表情のあるステージだった。その美しさに負けない美嘉嬢のヴォーカルの存在感はさすがでした。あの細いからだから発される美嘉嬢の声は神秘だね。


ひさぶりにチケット代以上の満足感をいただいたステージだった。また行こ〜!っとww