容疑者 室井慎次

レイトショーで見た映画館は意外と閑散としていた。
まず比較せずにいられないことだけど、同じスピンアウト・ムービーの「交渉人　真下正義」が圧倒的に娯楽を目指し、めっちゃハリウッド的だった印象からすると、非常に日本的というか？行間や「間」といった心理描写や心情理解を観客に求めたところが監督の違いなんだろうねぇ。
ひたすらに緊張が続く・・・
殺人事件の「真相（＝真実）」をただ求め
黙して語らずの室井に対して、権力闘争を声高に叫ぶ上層部。
だから、聞こえてくるのは、ろくでもない駆け引きばかり
イライラが募るも、室井はダンマリ。
でも、室井の過去も一部判明したりする。涙つд`)
「沈黙は金」なんて言葉も、褒められない雰囲気に・・・
そんな中、田中麗奈の佇まいが一服の清涼剤だったｗ


終盤戦に向かって解決に向かって加速する際の、
筧利夫と真矢姉さんの味方ッぷりが、爽快！！


“踊る”っぽさは、スリーアミーゴスのパートだけかも？