Jam Films S

Jam Films S

いつのまにかシリーズとなった「Jam Films S」を早速鑑賞。
今回は第一シリーズの監督がそれぞれ選んだ新進気鋭の作家たちによる短編集7編。
■「Tuesday」
監督:薗田賢次
出演:ZEEBRA
低音の効いたビートにのせ、ひたすらにマンションの部屋の中を通り過ぎる男・ZEEBRA、時にあらわれる妄想とスリルの先に行き着く、男の正体は!?ってカンジでした。
■「HEAVEN SENT」
監督:高津隆一
出演:遠藤憲一乙葉
高層ビルの屋上にたたずむ殺し屋と謎の女性。なんか映像的にもやっぱバトンを渡した北村龍平の色が見え隠れるのは不思議でした。やっぱ最上階のシーンとか「ALIVE」や「スカイハイ」を想起しちゃいます。
■「ブラウス」
監督:石川均
出演:小雪大杉漣
バトンを託したのは望月六郎だけに、今回もエロ・フェチ路線でした。ブラウス一枚だけをクリーニングに出すちょっといい女・小雪。いつしか主人はブラウスを通して彼女への偏愛を…
身を滅ぼすまでの男の葛藤が、わかるようでわからない(w
■「NEW HORIZON」
監督:手島領
出演:綾瀬はるか
行定勲監督の前シリーズでは大抜擢に見えた綾瀬はるかも、すっかり格を上げ主演にふさわしくなったのもオモロイところ。「ふんころがし」と「夜明け」をリンクさせたファンタジーは全編英語作。まだまだ胸チラがあったり、サービスカットもある綾瀬嬢でした。
■「すべり台」
監督:阿部雄一
出演:石原さとみ柄本時生山崎まさよし
山崎まさよし篠原哲雄テイストに見えてしまうね。転校前に幼い時にすべり台から落としてしまった過去を清算しようとする小学生役の石原嬢(w「なんでも言って」の返事は「やらして!SEXさせて!」小学生が意を決したその結末は…
小学生ならではの思考はバカバカしくもほほえましい。実際にはもっとませた小学生はいる気もするけどね。大オチは、山崎まさよしが担当ww
■「α」
監督:原田大三郎
出演:内山理名、スネオへアー
唐突に「私の個性って何?どこが好き?」なんてことが問われたり、整形の広告が流れる奇妙な世界“α”。内山理名とスネオへアーの同一カップルが演じる挿話の数々。結末のドンデン返しでのCG社会の人々の顔は、CG界の第一人者・原田氏ならではのイジクリ!でもちょっとキショ!ってカンジでした(>_<。)!!
■「スーツ −suit−」
監督:浜本正機
出演:藤木直人小西真奈美
ある意味バスタオル一枚のコニタン見たさに見に行ったようなものです。期待イッパイの本作は、地球を救うヒーローと浮気に慌てる男の対比に、能天気でむやみに明るいキャバ嬢がからんだコメディ。
テンション高めのコニタンが新鮮!


見終わった後、ぴあのシネマ調査隊にアンケートされました。
調査員<「もしよろしければ写真と実名でコメントもらえませんか?」
(e2´_`6o)<それはちょっと…
あやうく雑誌デビューするとこでしたww