映画「タイヨウのうた」試写会@中野サンプラザ

先月の「初恋」に続き、またしても見事試写会に当選!しかも2通w 仕事終わりの1名召還の上、行って来ました。

物語は「月の光の下で、限られた時間を歌と一緒に生きた少女の物語」とあるようにタイヨウの光にあたれないXP(色素性乾皮症)という病気を抱えた孤独な少女が、出会うはずのない運命の彼に出会って・・・みたいな話。
主人公・雨音薫を演じるのは月9主題歌「feel my soul」で鮮烈なデビューを飾ったシンガーソングライターのYUI。一方の彼氏役の孝治には塚本高史。薫の両親に岸谷五朗麻木久仁子、薫の親友に通山愛里(メガネっ子萌え?w)といったキャスト。
映画は「病」「夜」「闇」そんな逆境を暗示するような鬱屈した夜に生きる薫と、それに対して想いを寄せる孝治が朝もやの中光溢れる海へ駆け出すサーファーであるという、対照的な2人のイントロから始まる。
夜の街で「うた」を歌うことだけで存在意義を確かめる薫と、そんな彼女の「うた」に純粋に感動する孝治。不器用なままに彼と付き合い始めた薫と、底抜けに明るく真摯な孝治の関係が青くせつない。
それだけに、迫り来る病魔が苦々しく、人を感動させる「うた」なんかよりも、ただ「普通の生活」を願った薫を思うと、胸が締めつけられた。(自ら振り返って「普通」の大切さを感じるね)


ドラマのエンディングに流れる「Good-bye days」を聞きながら自然と涙がこぼれた。