「天使の卵」特別限定試写会@FS汐留

mixiの村山コミュと映画「天使の卵」コミュ参加者が招待対象という特別限定試写会に参加。終幕後には、原作の村山由佳氏のティーチインもありました。

初めての会場だと思って早めに行ったら…昔行ったことのあるホールだったょ!?徳間書店の脇だったねぇ。整列したら7人目とか!ってめっちゃ村山由佳大ファンみたいな状況に…堪えきれず銀座で石原さとみ流しのどらさんを早めにメールで召喚!w
あと、整列中、なんだか資料用だかのテレビインタビューに捕まる!もしかしたら、テレビに曝されるのか?ガチの村山ファンじゃないので、申し訳ない気持ちでインタビューに答えた。
入場後はなんなくセンターポジションを確保で万全の態勢で上映を待つ。


☆感想☆
(ネタバレかも!?)
映画は、原作のトーンを守って忠実にストーリーを再現したイメージで、ロケ地の京都を舞台に雅な景色をバックに落ち着いた雰囲気で展開。
物語自体は「天使の卵」と「天使の梯子」の掛け合わせで、時系列で言うと「ヘブンリー・ブルー」と同じになるのかな?沢尻エリカ扮する夏姫の回想で進むカンジ。
まぁ、とにかく春妃役の小西真奈美がキレイに撮られた映画。これ以上ないくらいに「春妃=小西真奈美」の透明感ある美しさってのが印象的。

天使の卵」の結末だけでは収束できない気持ちのわだかまりもなんとか解消されたかな?ってところでしょうかねぇ。


終演後、原作の村山由佳氏登壇でティーチイン。
12年越しの映画化であり、処女作の映画化に思い入れもたっぷりだけど、わりかし映像化に寛容な村山さん。キャスティングにも納得してらしたようで、一点だけ「原作の持つ色合いや雰囲気だけは守って欲しいという」お願いはしたようですが、
それに対してコニタンは映像化に対して原作を上回るような“飛び越える勇気”を持って
演じた。というような意気込みを村山さんに伝えたようで、その真摯なそれぞれの“想い”みたいなものがやけに鮮明に胸に響いたティーチインでした。


まぁ、泣き落としにかかるような韓国映画的なあざとさがない映画でした。