“オトナのゴマキ”エイベックスで再出発!(サンスポ)


 元モーニング娘。のメンバーで歌手の後藤真希(22)が19日、大手レコード会社、エイベックスと専属契約を結んだことを発表した。実弟で元歌手の後藤祐樹受刑者(21)が昨年10月に窃盗容疑で逮捕され、所属していたハロー!プロジェクトを卒業。芸能活動を自粛していたが、いよいよ新天地で再出発をはかる。

 真っさらな気持ちで、新たな方向性を見つけ出した。アイドルからの脱皮、そして歌手活動専念へ、後藤が新パートナーを選んだ。

 昨年10月に弟が逮捕。以前からアイドル軍団に在籍することに違和感を覚えていたことに、不祥事が重なりハロー!プロジェクトを卒業した。

 今年3月からは約1カ月間、米ロサンゼルスに滞在。現地でボイストレーニングやなどに取り組んだ。先月21日に弟の実刑が確定。区切りがつき、気持ちが前向きになっていくなか、浮かんできたのが「歌手」としての復帰だった。

 エイベックス側も、その才能に無限の可能性を感じ、後藤と話し合いを重ねた。その結果、アップフロントグループから6月1日付で、レコード会社と所属事務所の両方を、エイベックスグループに移籍することが決まった。

 レコードレーベルはEXILEや倖田來未(25)ら、日本を代表するR&Bアーティストを輩出した「rhythm zone」に所属。アーティスト性を求める後藤にとって、専門スタッフが数多く在籍する環境はベスト。「今まで以上に歌を愛し、そして何よりも愛される歌を皆様に届けていきたいです」などとつづった直筆コメントを発表した。

 今後の活動については未定。エイベックス側は「近いうちに新しい『後藤真希』を皆様の前でお見せできるかと思いますので、ぜひともご期待ください」としている。モーニング娘。の一員として、平成11年にデビューしてから今年で10年目。“荒波”を乗り越えたニュー・ゴマキが、進化した姿を見せるはずだ。

ここまでは規定路線。真価が問われるのはこれから・・・

楽しみ。