「演劇集団キャラメルボックス2006サマーツアー『雨と夢のあとに』」@池袋サンシャイン劇場

雨と夢のあとに

ってことで昨夜は舞台を観劇してきました。何気に本格的な舞台を能動的にチケット買って行くのは初めてだった気がする。(ハロプロ関連の舞台はやっぱ別腹な気がするw)
ちょっとさ迷いながらも劇場に到着し、着席すると、平日夜にもかかわらず(お盆なせいもあるけど)満席!しかも客層は老若男女とバラバラ。目の前には親子連れとか・・・
席は10列とボチボチな感じだけど、ちょっと右よりでした。後になってやっぱ真ん中が良かったかなと後悔。(ちなみに自席の4連番はヤフオクで戦っただけに似たような客層w)
で、開演前に諸注意と物販紹介があったりで、ちょっと携帯電話の消し方が面白かったです。そんな感じで、定刻19:00開演!なにせ今年の夏休みの全てをコレにかけているゲスト主演の“スーパー小学生”(こう言われてた)福田麻由子様は小学6年生で21:00以降の出演不可のため限られた時間はわずか2時間!!!!!そんなせせこましい挨拶の後即スタート!w
基本的な物語の軸はドラマ版と変わらず、朝晴(岡田達也)と雨(福田麻由子)は父子家庭。朝晴は趣味の“蝶”を採取に台湾へ向かったが事故死しする。朝治の魂は、雨が心配のため幽霊となって帰ってきたのだった!?
そこからの雨との10日間を過ごし、どう別れていくのか・・・?
要約するとこんなところだろうか?


結局、メインとなる惜別の念を抱えたまま雨との別れをいかに迎え、受け止め、朝晴の魂はどう成仏するのか?その過程がせつなくて悲しかったねぇ。特に朝晴が実家に帰って親に自分の死を伝え、雨の行く末を託すあたりのくだりからは、もう涙がとめどなく流れてしまうわけで、それと同時にサラウンド状態ですすり泣く声が、余計に目頭を熱くするわけで゜゜(´O`)°゜ ウワーン!!
こんなに泣くなんて想定してなかったよぉ。ハンカチがぁ、、、


大の大人が泣かされまくりでした。


初めて見た福田麻由子様の印象。
登場と同時に、まずホソーイので、TVで見てた縦横比と合ってなくて驚きつつも、台詞回しも舞台仕様のためか若干ハイトーンで走ってた気が・・・(あと多少はすでに舞台けっこうやってるので声が枯れてたのかな?)若干の違和感やとまどいもありつつ、でも、やっぱ瞬間の顔が半端なく凛々しかったり、笑顔が天使だったりで、ちょっと参ったょ。
そんな、彼女をメインに見に行ったわけだけど、気づけば感情移入していたのは朝晴役の岡田達也さんで、かなり引き込まれていた気がする。(まぁパパのほうが実年齢に近いのもあるわけだしw)
序盤は、場面転換されるたびにネタというか笑いが散りばめられていたけど、徐々に終盤に向けて熱を帯びた形で緊迫感とか失踪感が生まれていて、観覧車では撃沈でしたねぇ。


雨と夢のあとに残されたのは、穏やかな笑顔でした。


機会があればもう一回反対側から見たいです。
大阪公演に行ってしまったわけだがorz

◇追記
激情に駆られたような奥田美和子の歌う激しい主題歌「雨と夢のあとに」は舞台とあいまって鳥肌モンでした。


そうそう、21:00を過ぎたカーテンコールに登場したのは、なんと等身大福田麻由子様パネル!?、、、泣いたカラスがもうワラタww